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(R18)


捧げるのみ

返ってきたことなんてない

それを嘲笑わないで

愛したことなんてないくせに



















































コーヒーブレイク



















































「休憩しようか」



パソコンに向かって、

何か文書を作っていた臨也は、そう言って

伸びを一つした。


「波江ー、波江さーん」


「何」


「休憩しよ?」


「・・これだけ終わったら」


「わかった。それ終わったらコーヒー入れて。

 あと、キッチンにさ、クッキーがあるから持ってきてよ」





数分後、私は仕事を片付けて臨也の言う通りにコーヒーを淹れ

クッキーを皿に乗せて、リビングへ持ってきた。




「はい」

「ありがと」



彼はソファーに座ってて、

私は彼の前にクッキーとコーヒーを置いた。




「さてと」




コーヒーカップが指先から離れた瞬間

手を掴まれた。




「・・・何?」



臨也は相変わらず性格が悪そうな笑みを浮かべている。



「波江」



「え」




思い切り手を引っ張られて、

ソファーの上に押し倒された。

その上に臨也が覆いかぶさる。







「・・・何かしら、これ」

「ん?ナニ、かな?」

「くだらない冗談はいらないわ。

 溜まってるなら、風俗行きなさい」

「わぁ、波江さんがそんなこと言うなんてー。

 臨也、びっくり☆」

「本気でウザいから、消えてくれないかしら」





細いけれど、男の指が、

私の腰を撫ぜる。






「あー、先に言っておくけど、

 波江さんが好きなんだ・・!っていうオチはないよ」

「言われても拒否するだけよ。

 私には誠二という人がいるもの」

「へぇ、じゃあバージンなの?」





無粋な質問に苛々する。

悔しいことに彼の言う通りだ。

別に友達とか恋人とかそんなものに興味がなかったし。

私には、誠二さえいればよかったから。




「だったら何?

 この年で経験ないって馬鹿にしたいの?」

「いいや、俺は処女は好きだよ。

 痛がってるとことか燃えるじゃん」

「貴方のドSなところ大嫌いよ」

「何?波江さんは、ドMな臨也君がお好み?」

「どっちも拒否よ」




そんなことを言っていたら、

臨也の掌が服の中に入ってきた、

キャミソールの中に侵入して、

お腹のあたりをさわさわと摩ってる。

手つきが最悪だ。





「波江さん、俺ね、尽くす愛っての、嫌いじゃないよ」

「・・・」

「俺だって、人間を愛してるよ。人、ラブ!だ。

 でも君の尽くす愛は一人の男を対象に向けられている。

 血の繋がった弟にね。

 君は誠二君に愛されなくても、愛を与えるだけでいいって言ったよね?」

「・・だったら?」









「いかなる状況でも、そうだって言える?」








そう言うと、臨也は服とキャミソールを捲りあげた。

露わになる下着を見つめて彼は笑った。



「波江さん、意外ー。黒とか付けてそうだなーって思ったら、

 ピンクなんだー。かっわいー」

「・・誠二が持ってた厭らしい本の中の折り目がついてるページの

 女の子がピンクの下着だったからよ」

「うっわ・・さすがに引いてきた・・。

 誠二君・・可哀想・・」

「いつ誠二と夜を迎えても大丈夫なように」



臨也は掌を私の胸に当ててきた。

デコルデの辺りに唇を落としていく。




「やめなさ・・い・・っ」

「へぇ、人並みに嫌がるんだ」




腕で押しのけようとしても

さすがに男女の力の差があってできない。




「でも、ここで拒否しちゃったらさ。

 俺、アンタのこと追い出しちゃうかも」

「・・・ッ」

「アンタのことを探してる怖ーい人達に

 アンタの情報流して、首は奪って逃げてしまおうかなー」

「・・・・貴方・・本当に腐ってるのね」





背中に指が回って、少し身体を持ちあげられた。

何だと思ってたら、ホックを外されて

いよいよ恐ろしくなってきた。





「波江さんってさー、いっつも無関心で、

 何考えてるかわかんないよね」

「・・ッ・・やめ・・」




外れた下着の下から掌が胸を覆った。

誰にも触らせたことない身体が

最悪な男の手で触れられて汚れていく。





「いっ・・」




胸を揉まれた。

考えて、考えて。

昨日の誠二のことを考えて。

この男なんかのことは記憶の底にしまいこんで。






「波江さんって結構胸あるよね。

 ・・挟んで貰ったら気持ちいいかなー」






何も聞こえない。

何も感じない。

何も見えない。





誠二、誠二、誠二!

貴方だけ。

私に聞こえる声は貴方の声だけ!

私に見える姿は貴方の姿だけ!






でも、名前を呼ぶことはできない。

呼んでしまえば、この男の思うツボなのだ。








「ぁっ・・ん・・・」





胸の先端が、生温かいものに包まれた。

舌先と触れあった瞬間、

聞いたことないような声が零れた。

死にたい。いいえ、殺したい。

この男を嬲り殺してやりたい。



「波江さん、かっわいー」




「あ・・い、ゃ・・っ・・」




くちゅりと水音がする。

胸元に寄せられた臨也の指先が

スカートの中に入ってきた。





「いっ、や、やめて!」

「やめないよ?」






大腿をなぞられて、

下着の上から、・・そこを触られた。



「やめなさいって!!!」

「ごめんね、波江さん。

 やっぱり君の処女は俺が食べちゃうことにしたからさ」



死刑宣告のようなことを言われて、本気で愕然とした。

この男の目を見ればわかる。

欲情した男の目をしてる。





下着ずらされながら思った。





誠二、誠二、誠二!


助けて、誠二。


貴方だけなの!

私の身体に触れていいのは、貴方だけなのに!



でも心で叫ぶたび、こんな自分が浅ましくなる。

尽くすだけの愛情でよかったのに、

誠二に助けてもらうことを望んでる。

誠二に抱いてもらいたいことを望んでる。




下唇を噛みながら、鼻がツンとする感触をやり過ごした。

スカートの中から水音が聞こえる。

嫌だ嫌だ嫌だ。




「んっ・・ぅ・・・あぅ・・」




血が滲む。

痛い痛い痛い。

唇が、身体が、心が!




「そろそろいいかなー」




臨也がズボンのポケットをごそごそやってるのが見えた。

出てきたのは、派手なピンクの小さな袋。

中に入ってるのは、いわずもがな。




「嫌ッ・・やめ・・・」

「大丈夫だって、ゴムだってつけるしさ。

 バージンだから痛いかもしれないけど。

 優しくするよ、波江さんは俺の大事な部下だし?」

「・・ッ・・殺して・・やる・・!」

「あははは、シズちゃんみたいなこと言わないでよ。

 ・・・できないくせに」

「ッ・・・」






歯で、袋の封を切ろうとした臨也を見て、

我慢していたのに、涙が零れた。

その瞬間臨也は一瞬驚いて、

にたりとした笑顔でこちらを見た。







「へぇ、アンタでも泣くんだ?」

「・・・ッ・・だま・・りなさい・・!」

「その泣き顔で『助けて、誠二!』とか言ってくれたら

 助けてやったのに」

「貴方の思い通りになるくらいなら、舌噛んで死ぬわ」







私は一瞬誠二のことを思い浮かべて、口を開けた。

舌を噛み切ろうとした瞬間、

先程まで私の秘所に触れてた指が突っ込まれた。





「ん――――!!!」


「・・・死なれちゃ困るよ、さすがに。

 死体の処理とか面倒だし」



「それに、ほら」



















































「今日、エイプリルフールだし」
















































指が出ていった口から


言葉が零れた。


「・・・は?」



「嫌、さすがに本番までやっちゃ可哀想だろうなーと思って。

 寸止めするつもりだったんだけど、

 波江さん、思った以上に可愛いからさー。

 俺、勃っちゃった」



「な・・・!」



「さってと、波江さん。

 俺はやらなきゃいけない仕事があるんだよね。

 でも、こんな状態だからさ、今からデリヘル嬢でも呼んで抜いて貰おうと思うんだ。

 でもさ、そんなことしたら仕事に支障がでちゃうよね」



「・・何が言いたいの」



「波江さんの白くて細いお手手で

 俺の息子を慰めてくれると嬉しいんだけどなー」











とりあえず白くて細いお手手で

思い切りコイツの頬をブン殴った。












 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

まさかのエイプリルフールネタ。

しかもオチが酷い、すいませんでした。

この後、臨也は元気なナニを波江さんに思いっきり

踏まれて、Mに目覚めかけます。

よって、いろんな意味でブレイク(破壊)されたのは、

臨也のナニっていうオチでしたー。