×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。




(来神時代、ある意味パロディ(笑))



誰も知らない秘密が鳴る場所



















































夏音 前



















































それは、期末テストが終わって

夏休みに入る少し前の話だった。



「折原さん」



俺を呼びとめたのは新任の可愛らしい女の先生。

名前は・・・忘れた。

教科は音楽だったと思う。




「ちょっといいかしら?」

「・・ええ」




音楽室についてくるように言われて、

音楽室に入る。





「折原さん、貴方、音楽の授業に何回か欠席してるわよね?」

「嗚呼。でも単位に引っ掛からない程度で

 休んでるはずですけど?」

「そうね。でも貴方、音楽の考査、休んじゃったでしょ?

 だからね・・その・・・単位がね、危ないのよ」

「・・・・・・で?俺は補習でも出たらいいんですかね」

「そう、それでね!折原さん、貴方、凄いのね」

「は?」

「中学の頃、ピアノコンクールで何度か優勝されてるんですってね」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「で、校長先生に私からお願いしたんだけど・・

 今度高校生が多く参加するピアノコンクールがあるんだけど、

 出てみないかしら?」

「・・・そうしたら、音楽の単位を頂けるんですか?」

「ええ」





皆には内緒よ、と可愛く笑った先生に軽い殺意を抱いた。

別にここでこの女の弱みやらなんやらをバラしても良かった。

だが、一つ確認しておかなきゃいけないことがある。





「・・・あの」

「何かしら?」

「誰に俺がピアノコンクール優勝してるって・・」

「嗚呼、先程お母様に単位の件でお電話差し上げた時に伺ったの!」






・・やっぱりな。

母親にばれているということは、単位のこともバレている。

つまり、逃げられないということか。





「わかりました。・・で、何を弾いたら良いんですか」

「うーん、私、折原さんがどんな曲が好きかも知らないし・・。

 こういう曲が好きっていうのある?」

「ないです」

「・・中学の時はどうしてたの?」

「先生が勝手に選んだ曲を弾いてました」

「・・・じゃあ・・私が何曲か選んでくるから、そこから選んでくれる?」

「・・わかりました。じゃあ、失礼します」





溜息をつきながら帰宅すると、

母親が笑顔で待っていた。

コンクール、また出るのね。楽しみにしてるわ。そう言われた。

高校入学以来最強の厄日だった。






俺がこんな男装のような格好をしているのは、

片手間でやってる情報屋という職が

いろいろ危険があるという理由が大きかった。

本格的に情報屋を始めたのは高校からで、

中学時代は普通にセーラー服なんかを着てた。

家庭は至って普通で、

母親は割と女らしいふんわりした感じの人で、

俺が長女だったせいもあり、幼少からピアノを習わされていた。

実は今も二週間に一回程度で通っている。

音楽はいい。クラシックは心が落ち着く。

まぁ、人間観察の方が好きだけど。人、ラブ!だし。



中学の頃、その日はレッスンがある日で

たまたま鞄に楽譜が入っていた。

学校から直接行こうと思っていたのだ。

が、縁起の悪いことに、その日帰ろうとしたら

鞄のヒモが切れて、中身をぶちまけてしまった。

たまたま拾ってくれた後ろの席の女の子が、

吹奏楽部で、俺が弾いていた曲は割とレベルの高い曲だったそうで、

彼女から音楽の先生に話が伝わり、コンクール参加が

気づいたらトントン拍子に決まっていて、

母親の方に手までまわされており、嫌ですとは言えなくなっていた。

出るからには恥はかきたくないと思ったので、

練習して出たら、そのピアノコンクールで優勝してしまった。

あれは本当に偶然と悪運が重なって起きたものだったのだ。






とりあえず、コンクールが終わるまではシズちゃんと関わらない方がいい。

それは決めた。

下手に喧嘩して指に傷がついたら、コンクールに出れなくなって

単位が残念なことになる。

幸いにも、もうすぐ夏休みが始まる。

夏休みが始まれば彼に会うこともないだろう。









次の日、朝登校して、真っ先に新羅の元へ行った。


「やぁ、おはよう。臨也」

「ああ、新羅。ちょっと御願いがあるんだけどさ」

「何?君の御願いなんて嫌な予感しかしないんだけど」

「俺今日から暫くシズちゃんに喧嘩も吹っ掛けないし、

 会わないようにもする。だからさ、シズちゃんに

 俺見てもキレて殴りかからないでって言っておいてくれない?」

俺が言いに行ってもキレられる気がするからさ。

そう付け加えると、新羅はきょとんとした後、破顔した。


「ええ!!?臨也、どういう風の吹きまわしだい?

 もしくは変なものでも食べた?」


笑う新羅に舌打ちしながら、昨日あった話を全て話した。




「へー、そういえば君そんなので優勝したとかなんとか話題になってたよね」

「・・はた迷惑な話だよ」

「まぁ、僕としては君の単位なんてどうでもいいんだけどさ、

 その話を聞いている限り、一部の先生とやらも楽しみにしてるみたいだし。

 その方が暫く世の中のためにもいいみたいだしね。

 静雄にはそれとなく上手く言っておくよ」

「ハァ。全てが終わったら、シズちゃんに思いっきり喧嘩吹っ掛けよう。

 ねぇ、何がいいかな。教科書全部エロ本にすり替えるとかどうかなー」

「うっわ、ウザい」

「あ・・新羅、間違っても俺がピアノ弾いてるなんてシズちゃんに言うなよ」

「なんで?」

「ほら、俺って顔もスタイルも完璧だから、ピアノ弾いてるとこ見られて

 惚れられたら、たまんないじゃん。きゃっ☆」

「もう本当にウザいよ、折原うざ也君」

「誰が『ウザ也』だっての。まぁ、その辺頼んだよ」



ガラガラと教室のドアが開いて、シズちゃんが入ってきたのがちらりと見えた。

俺は何も言わずに、自分の席に戻った。





「静雄、おはよう」

「・・おう」






その日は終業式ってやつで。

受け取った成績表は全て問題無しだった。

音楽も単位は取得できていた。

まぁ、俺がコンクールに出場することが条件だけどね。

ちらりとシズちゃんを見ると顔を真っ青にしていた。

どうせ、馬鹿だから成績ヤバかったんだろう。

そんなことを考えながら雲を眺めていた。





約束通り放課後、例の可愛らしい音楽教師の元へ行った。

三曲ほど選んであり、その中から一曲選べということだった。

全曲聴いて、楽譜をぱらぱら捲って、一曲に絞った。







音源と楽譜を貰って、電車の中でぼんやり聞きながら帰った。

気づいたら眠っていた。







*  *  *








終業式の日、いつもは朝からウザい喋りで喧嘩を吹っ掛けてくる臨也が

何も言わずに自分の席に座ってた。

珍しいもんだ。今日は平和に過ごせそうだ。

んなことを考えていたら、新羅に声をかけられた。


「静雄、よかったね」

「あ?」

「臨也、暫くは君に喧嘩吹っ掛けないってさ。

 だから、静雄も喧嘩売ってくるなって」

「・・・んで、俺がノミ蟲の言う事聞かなきゃいけねぇんだよ!

 っていうかお前じゃなくてノミ蟲が直接言いに来たらいいだろうが」

「臨也曰く、自分が直接君に言いに行ったらその時点で喧嘩が起こるって思ったらしいよ。

 ちょっとわけあってさ、臨也暫く怪我しちゃいけないんだよ。

 まぁ自業自得ってのもあるんだけどさ。

 今回は臨也が頼まれ事みたいなの受けててさ、

 怪我しちゃうとそれに影響出ちゃうらしくて。

 ま、明日から夏休みだし。会うこともないと思うけどね」


臨也に喧嘩を吹っ掛けられない。

つまりは自分の望み通り、静かに暮らせる。

でもどこか、釈然としない自分がいた。

だが、俺は数時間後それどころじゃなくなる。

配られた成績表と一緒に渡されたのは、補習の時間割。

成績が酷いものだった。

夏休みの補習に呼ばれてしまったのだった。



まぁ、夏休みだからと言って特にやることもないのだが。

遊びに行く予定なんかもねぇし。





その日の放課後、誰にも絡まれなかった。

臨也は本当に俺と喧嘩するのを嫌がってるようだった。

なんか不思議な気分だった。





次の日もその次の日も、平和な日々が続いていた。

なのに、何故か俺は苛々している。

それもこれもこのクソ暑い中の補習のせいだ。

そう思うことにした。







それは、夏休みが始まって五日くらい経った日の事だった。

補習が終わって帰ろうとしていた。

臨也を学校で見かけた。

夏休みが始まってるのに、おかしいと思った。

アイツは部活もしてねぇし、補習に呼ばれるような馬鹿じゃねぇ。



「・・オイ」



気づいたら声をかけようとしている自分に気付いた。

なんだ、これは。

ノミ蟲がうざってぇんだ。

なんで自分からノミ蟲に突っかかっていく必要がある。

頭を振って、混乱した自分の頭をすっきりさせた。

ノミ蟲は幸いにもこちらに気づいてなかったらしく、

どこかへ向かって歩いていく。







ノミ蟲が入っていったのは、音楽室だった。

音楽の補習なんてあんのか。

まぁ、アイツ音楽の授業全然出てなかったしな。

そんなことを考えながら、ちらりと中を見た。

ノミ蟲は部屋に入って、クーラーをつけながら

「あっつー」と一人でぶつくさ言っていた。

鞄の中から分厚い本と

ペンケースからシャーペンを取り出して

ピアノ椅子に座った。

んーと伸びをして、鍵をピアノに差し込む。

蓋を開ければ、白と黒の鍵盤。

本とペンを楽譜立てのあたりに立てる。

どうやら本は楽譜だったようだ。

(黒いオタマジャクシが見えた)

まさかノミ蟲がピアノでも弾くのか。

は、寧ろノミ蟲だけにピアノの上で跳ねるんじゃねぇのか。

そんなくだらねぇこと考えていた。







その、まさかだった。







日頃ナイフを持ってるノミ蟲の指が

白と黒の鍵盤を弾いていく。

知らない曲が音楽室から零れて伝わる。

聞いたことない曲だったが、綺麗だなと、ふと思った。

ぼーっと聞いていると、ぴたりと止まった。

ノミ蟲を見ると、何か真剣に楽譜に書きこんで

シャーペンを置いては弾き直す。

そんな作業を何回かしていた。






そんな姿を見ていると、

不意に音が止まって、顔がこちらへ・・・

その瞬間俺は物影に隠れた。




「・・誰かいるのー?」




ノミ蟲の間延びした声が聞こえた。

何故俺は隠れてるんだ。

全く理解できなかったが、何故かそうしなきゃいけないと

頭の中で直感したのだ。




ノミ蟲は「んー?」と首を傾げ、

でも外に出てくることはなく、

そのままピアノを弾き続けた。





俺はそのピアノの音が鳴り始めると同時に一目散に

そこから逃げた。




「・・・何してんだ、俺」




昇降口に辿り着いた時、荒い息を吐きながら呟いた。

顔を合わせたら、また臨也とうぜぇ話をしなきゃいけなくなる。

だから、あそこから立ち去ったんだ。

そう自分に言い訳した。








次の日








補習が終わって、なんとなく気になって、

音楽室の近くまで行ってみた。

音楽室から昨日と同じピアノの音が鳴っていた。

曲も同じ。

臨也が来ているのかと思い、覗きこんだ。



だが、ピアノに座っているのは

知らない女だった。

否、・・知っているが、俺の知る限り


そいつは男だったはずだ。











黒髪の長髪のポニーテールを揺らして、

黒のTシャツにローライズのジーンズ。

顔は、臨也の顔だった。















見てはいけないものを見てしまった気がして、

俺は音楽室から死角になる壁にもたれて

ずるずると廊下の床に座った。




なんでアイツが女の格好なんかしてるんだよ。

・・いや、胸は・・・あった気がする・・。

・・臨也は・・女・・なのか・・?

女だから何だというんだ。

ノミ蟲であることに変わりはねぇ。

・・だが、俺のポリシーとしては、女子供は殴らねぇ。

・・でも今まで幾度となくアイツを殴っている。





ああああ!!!めんどくせぇえ!!!




クソッ!!なんでこんな苛々すんだ!!

臨也なんてどうでもいいじゃねぇか!!

ったく・・今日はこんなに蒸し暑いから、んなこと考えんだ。

あ・・?キーンって音がする・・。

耳鳴りか・・・?

頭が・・・ぼんやりしてきた・・・気持ち悪ィ・・。

この廊下・・何で、こんな暑ィんだ・・。クソッ・・。




















* * *































誰かに見られているような気がしたが気のせいだったようだ。

自宅で練習していると、妹共が煩いので学校ですることにした。

音楽室はクーラーもきいてるし。



誰かの視線を感じた次の日も俺は学校に練習しに来た。

男物のシャツやらを全部洗濯していたので、

仕方なく自宅でしか着ないような、

女物の服でいつものウィッグを取って、髪を一つにまとめて学校に来た。

こんな格好なら誰も俺が「折原臨也」だとは気づかないだろう。




音楽室に入って、クーラーをつけて練習していた。





暫くして、ばさっ、と何かが落ちたような音がした。

首を傾げて、辺りを見回すが部屋の物は何も落ちていない。

気になって、音楽室の外を見てみた。













「・・・・は?」











音楽室のすぐ真横の壁の前でシズちゃんがぶっ倒れていた。





「え、ちょ、シズちゃん!!?」



一瞬見られたという思いで頭がいっぱいになった。

一応声をかけてみるけど、うんともすんとも言わない。

こんな蒸し暑い廊下にどれくらい居たんだろうか。

熱中症になりかけている。




「この借りは大きいよ、シズちゃん」




舌打ちを一つして、シズちゃんの巨体をずるずると引っ張る。

まるで死体を引っ張ってるみたいだ。

俺も息を荒くしながら、やっとのことでシズちゃんの身体を

音楽室の冷たい床の上に置くことができた。





鞄の中からタオルをとりだして、

水道の水で冷やして、絞る。

それをシズちゃんのおでこやら

首筋に当ててやった。





「シーズーちゃーん。大丈夫ー?」




日頃の恨みもこめてぺちぺちと頬を叩く。

死んでほしいとはいつも思っているが、

さすがにここで死なれると俺が面倒なことになりそうなので

ここは助けておくことにする。


ぺちぺちということがパンパンという音になり

最終的に拳を握りしめて頬にめり込ませようとしていた時に

シズちゃんは目を覚ました。




「・・・・あ・・・?」

「はぁー、やっと起きた。

 ちょっと待ってて」




鞄からペットボトルを取り出して、

シズちゃんに渡す。




「ほら、飲めば?」

「・・おお」




シズちゃんはぼぉーっとした頭でその場に座って

ペットボトルの水を飲んだ。

喉仏が上下するのが見える。

首筋を拭いた時にも思ったけれど、

やっぱり男の子だなぁとどこかで思った。






「シズちゃん、なんであんなとこに居たのさ。

 そもそも・・何で学校・・・あ、補習か」




そこまで成績悪かったんだ・・と

馬鹿にしたように言うと、シズちゃんは

やっと頭がまともに戻ってきたのか

はっとしたように言った。






「お前こそ何でそんな格好してんだ。

 ノミ蟲野郎には女装趣味まであんのか」






いらっとした発言だったので、

シズちゃんの手を取って、

思い切り胸に当ててやった。

シズちゃんがピキリと固まった。






「言っとくけどシリコンじゃないからね。

 本物だから。いつも男装してるんだよ。

 俺は正真正銘『女の子』」





シズちゃんに言うつもりはなかったけれど、

言い逃れできない状況だししょうがない。

まぁ、出席簿でも見たら性別も本名も一発でばれるんだけど。



「折原臨也っていう名前は、情報屋として使ってる名前だからさ。

 実は本名じゃないんだよね」

「・・は?」

「本名は折原臨美。臨也の臨に美しいで「のぞみ」」

「・・・」

「っていうかさ、いい加減おっぱいから手を離せよ」

「・・うわっ!」



シズちゃんは真っ赤になってそこから勢いよく手を離した。

可愛いなぁ・・。

不覚にもそんなことを考えてしまった。



「で、さ」

「・・あ?」

「なんで、あんなとこに居たの?」

「お前こそ、なんでこんなところで・・その・・

 ピアノなんて弾いてんだよ」

「・・ねぇ、シズちゃん。

 もしかして・・昨日も見てたりした?」

「・・・・・・・・・・・」

「・・はぁ、なんだ、あの視線はシズちゃんだったのか・・」



無駄に納得してしまい、溜息をつく。

バレてしまっては仕方がないので、

事の概要を話した。

単位の事、コンクールの事、だから喧嘩して指を故障してしまったら

マズイということ。

シズちゃんはいつもみたいにキレずに話を聞いていた。



「だから、もうここに来ないでよ。

 俺も今シズちゃんとやり合いたくないからさ」

「・・・・・」

「俺練習続けるから、適当に帰ってね」




床に座り込むシズちゃんの隣で立ち上がり、ピアノ椅子の方へ戻った。

楽譜を見ながら、ピアノを弾く。

シズちゃんの視線を感じる。集中できない。

指を止めた。



「・・・何」

「・・何でもねぇよ」

「さっさと帰れよ」




シズちゃんは渋々立ち上がると、

音楽室の一番前の机の椅子に座って、

鞄を開けた。




「・・・この部屋涼しいから、ここで補習の宿題やってから帰る」

「はぁ?家でやれよ」

「・・家じゃやる気おきねぇんだよ」




シズちゃんは大人しく宿題を始めた。

俺は溜息を一つついて、ピアノを続けた。







数時間経って、いい加減帰ろうと思って伸びをした。

シズちゃんは机に突っ伏して寝ていた。






「・・シズちゃん」





くいくいと肩を押すとシズちゃんは眠たそうに目を擦った。


「んだよ・・・」

「もう俺帰るけど、シズちゃんは?」

「・・帰る」


荷物を纏めて、鍵を閉めた。

職員室に鍵を返して、とぼとぼ帰り道を歩く。

会話をするつもりはない。






「なぁ」

「ん」

「・・お前の弾いてた曲、何て言うんだ?」

「シズちゃんの知らない曲」

「・・・・」

「言ってもわかんないでしょーが」

「・・そりゃそうだけどよ」

「シズちゃんってさ、クラシック聞いたら眠くなるタイプでしょ」

「・・う」

「仕方ないね。勉強に疲れて眠たくなったら来てもいいよ。

 子守唄ぐらい弾いてやるよ」






じりじりと蝉が鳴いていた。

蜃気楼が揺れていた。

非日常の日常が、更に非日常の色を見せていた。