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気づいたら落ちていた。 すき その髪が好き 「へへ・・」 笑いながら 太陽の下で光をいっぱい吸って 温かくなって 光るその髪が好き その瞳が好き 「あのねっ・・」 と楽しそうに話しかける クリクリとした大きな目の中にある その凛とした強い意志を持つ瞳が好き その唇が好き 「日番谷君」 と無邪気に呼ぶその唇が好き ふっくらとしたソレに 口付けたくなる衝動を今日も押さえてる その頬が好き 「もうっ!!」 その頬を赤く染めて きめ細かいその肌が赤らむ瞬間が好き その首が好き 「あー、もうちょっと上かな?」 髪を結ってやる時にのぞかせる 項とか首筋が女だと実感させられる その胸が好き 「大丈夫?シロちゃん」 そういって、いつも抱きしめてくれた その小さな発展途上のそれ いやらしい意味に聞こえそうだけど そんな事思ったことがない ・・・それも嘘かもしれないけど その指が好き 「約束だよ」 小指を絡める時に切なげに呟く あの細い指を見るたび 守らないと、約束と彼女を そう思う その背中が好き 「また、明日ね」 そう告げて、自分に背を向ける時 堪らなく抱きしめたくなる 自分の背はまだ彼女より小さいけれど 彼女が好き 無邪気に笑う彼女が好き 動物が好きな彼女が好き 温かく自分の名を呼ぶ彼女が好き 少し拗ねて頬を染める彼女が好き 女の顔をのぞかせる彼女が好き 姉のような一面で自分を抱きしめる彼女が好き 密かに涙を浮かべた彼女が好き 小さな強がりで精一杯頑張る彼女が好き 彼女の全てが好き その構成元素全てが愛おしい 抱きしめたい 壊れそうな全てを愛したい 決して声には出さないけれど まだこの思いは告げないけれど 愛してる 彼女が好き 彼女を愛してる 雛森桃を愛してる きっと、これが恋なんだ なんで落ちたことに気づかないんだろう 何故こんなに盲目的に愛せるんだろう 何故触れる体温がこんなに心を苦しくするんだろう 彼女を思うと何故こんなに胸が締め付けられるんだろう 考えるのは彼女の事ばかり 「日番谷君〜何にやにやしてるの?もうっ」 「いや、雛森が今日も馬鹿だなーっと思って」 「えーーーーー!!!!」 まだ思いは胸に 愛は無償に 口付けは不意打ちで 今夜も この馬鹿のことばかり考えて 凍てつく夜をやり過ごす