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この病名を教えて? 症状1:錯覚 いい天気 秋の夕方 赤く色づいた楓がとても綺麗だなぁ・・・ もう秋なんだなぁ・・・ 「風が気持ちいいなぁ・・・・」 私の髪を風が揺らしていった。 「10番隊は終わったかなぁ・・・仕事」 私は、藍染隊長からの有難いはからいで 少し早めにあがる事が出来た。 「・・・シロちゃん、もう秋だね」 『・・・ああ、っつーかシロちゃんって言うな』 「え」 大きな風が吹いて 聞こえないはずの 今ここにはいない 彼の声が聞こえました ああ、これが最初の症状でした 症状2:動悸 「・・・日番谷君、いる?」 さっきの空耳が気になって と言うか、会いたくなって 来てしまった 彼の執務室 「・・なんだ?」 「お仕事終わった?」 「おー、今ちょうどな。どーした?」 「ん?・・・別に」 「・・お前外にいたのか」 「ううん。なんで?」 彼の背中が 茜色に染まる 窓から差し込む 茜色 「楓、付いてるぞ」 「ぁ・・」 そう言って私の耳元にくっついていた 楓の葉を取りました 一瞬、彼の顔が急接近して とくん 「どーせ、窓際でボーっと『楓が綺麗だなぁ』とか  思ってたんじゃねーの?」 とくん 「おーい、聞いてんのか?雛森」 顔があげられない 絶対この茜色には隠れてくれはしないから 赤すぎて とくとくと 鼓動のスピードが 一気に上がる ああ、神様 いつまで この初期症状は続くのかしら 症状3:息切れ バンッ 「ぉ、おい!!!雛森?」 絶えられないよ あんな状況 静まり返った廊下を 走って 走って 走って この息切れは 動悸のせい? この走りのせい? それとも この病の最終警告ですか? 教えて、神様             錯覚                  動悸                       息切れ 「おいっ」 「・・・何?日番谷君」 「なんで、いきなり出ていったんだよ」 ああ、神様 もう私は手遅れですか? 動悸が 息切れが トマラナイ 「・・・おい、雛森  顔あげろ」 「いや」 「あげろって」 「やだってば」 「どうしたんだよ」 手首を掴まれて 顔を無理矢理あげさせられた 頬を触る こんな優しい手 知らないよ こんなあったかい手 こんな 男の人の手 ああ神様             錯覚                  動悸                       息切れ                               溺れる、溺れる この見知らぬ病に 溺れる 私を どうぞ 罵って